2025/10/06 15:06
再利用された高級水彩紙の余白に、アクリル絵具と色鉛筆で軽やかに紡いだ小さな抽象ドローイングです。
制作情報
作品名:無題 210503 / Untitled 210503
制作年:2021年
素材:アクリル絵具、色鉛筆、高級水彩紙(再利用)
技法:ドローイング、ミクストメディア
サイズ:縦90×横256mm
価格:税込12,000円
所蔵:作家蔵(1点もの)
作品の見どころ
色面と線の対比:ターコイズの穏やかな面に、色鉛筆による繊細な線がアクセントを付け、近くで見ると制作の痕跡や紙の質感が豊かに表れます。
距離による印象の変化:近接して観ると線の重なりや素材の響きが味わえ、少し離れて観ると水平帯が風景のように落ち着いた印象を与えます。
偶然の痕跡の尊重:再利用した紙に残る微かな痕や余白を活かし、計画された線と偶然の痕跡が混ざり合うことで生まれる表情を大切にしました。
飾り方とインテリア提案
額装のすすめ:小さな作品こそマット額で余白を生かすと、静かな佇まいが際立ちます。
設置場所:横長のフォーマットを活かし、廊下の壁面や棚上、デスク脇の目線に沿う場所に配置してください。狭い場所に1点置くだけで、日常にささやかな色の旋律が生まれます。
組み合わせ:他の小品と並べて展示すると色の対話が楽しめます。自然素材のフレームや明るめのマットがよく合います。
照明:拡散光で紙のテクスチャーと色の深みを優しく引き出すと、より豊かな表情が見えてきます。
作家からの言葉
紙の持つ風合いや余白に宿る偶然を受け入れ、色彩の小さな衝動をそのまま留めることを意識して制作しました。
線と面が交差するたびに生まれる微かな躍動を、日常の一角でそっと感じていただけたら嬉しいです。
ご購入はMANO ART SHOPの販売ページから承ります。
